表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法使いの幻想日記  作者: セツカ・ロクウィル
30/88

ヒカリキノコの総電源


 ピーナとビルナに誘われて、夜景を見に行くことになった。


 ビルナとロイディは恋人同士だから、ロイディもデートをかねて同行。


 ビルナの前でロイディは、「アールが女だったらいいのに」とぼやいた。


 前々から思ってたんだけど、僕ってロイディのなんなんだろう?


 うん、まぁ、同級生兼親友か。


 周りが暗いからなのか不安になってきた所、僕のペットフラワドエル登場。


 人型の光りがきゃっきゃと笑いながら、夜景スポットに導いてくれる。


 住宅街の路地、そして今まで存在を知らなかった小さな公園的な場所。


 そこには青く光るヒカリキノコの群生。


 どうやら天然ものらしく、人体には無害らしいのでそのままにしてあるとのこと。


 すぐに異変が起きて、ヒカリキノコの光は消えた。


 ビルナの話によると、最近『接触不良』気味らしい。


 キノコに詳しいわけではないけど、ヒカリキノコの総電源の話は知っている。


 フラワドエルたちに頼むと、ふぅと彼らが息を吐くと落ち葉の間にキノコ。


 そのキノコにブレーカーがあって、不備があったらしく点検と修理をしてくれた。


 上げ下げタイプのスイッチを精霊のひとりが上げると、見事にメンテナンスは成功。


 絶景とも呼べる冴える青が一面に輝きだした。


 光るうえに食べれるの?


 なんだかすごいや・・・


 持っていたポケット器具で採取してみて、何かに使えないかなと思案中。


 ピーナはこのキノコを食べたことがあるらしく、「辛くなくてスパイシー」だと言った。


 なんだかピーナは可愛いすぎて時々、怖い。



 ◇出かける前に皆で小腹を満たしたもの◇


 *ガーリックバターを塗ったパン


 *ほうれん草とシーフードミックスに塩こしょう醤油で味付け、レンジで加熱したやつ。


 (『オールブルー』って名前の料理らしい。冷凍ほうれん草万歳だね)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ