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魔法使いの幻想日記  作者: セツカ・ロクウィル
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アカツキ君の双子侍女


 今回は、アカツキ君の侍女について書いてみようかと思う。


 今日の昼過ぎ、カフェの帰りに街中で偶然会って挨拶をしたからだ。


 アカツキ君と一緒に学校に入った双子侍女、メリッタとマリッタ。


 双子だけあって、顔や体形がすごく似ている。


 どこかおそろしさを秘めている美少女たちで、案外と小柄だ。


 彼女たちは、すごい体術の使い手である。


 小柄な分、身軽。


 見分けはつかないが左右別に沿って黒い前横髪がななめだ。


 髪の毛の質も手入れが行き届いていて、さらさらとしているのが分かる。


 ちょっとした子役モデルになれそうな可愛い見た目だ。


 まるでお人形のようですね、って言われたことがあるかもしれない。


 

 そんな彼女たちにアカツキ様と肉体関係はあるのか、と、衝撃的なことを聞かれた。



「僕はまだ初体験してないんだ。君たちはなんでそんなこと聞いたの?」


「アカツキ様の夜のお世話をわたくしたちがしていること、ご存知なかったの?」


「なんだって!?」


「アカツキ様の身体は二十五歳ですよ?」


「してるの・・・?」


 鈴を転がしたような笑い方をされて、できれば子供を産みたいと言った。


 アカツキ君がそういうことをもうしていることに気づかなかったので動揺した。


 そんな中、今度アカツキ君とアサヒおばちゃんのために


 『ナップルパイ』を作る約束をして、彼女たちは買い物に戻った。



 [ 豆知識 ]ナップル・・・最近一般浸透してきた、甘い香りの果実。



 ◇寄り道したカフェで飲食したもの◇


 *アップルカモミールティーとミニケーキセット

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