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魔法使いの幻想日記  作者: セツカ・ロクウィル
28/88

ロイディの新しい恋人


 ◇待っている間に飲食したもの◇


 *野菜ケーキ


 *フルーツティー



 今日はロイディとお茶の約束で、外出。


 やってきたロイディがいつもよりご機嫌だから、何かあったの?と聞いた。


「恋人ができて、最近充実している。君も知ってるひとだよ」


「えーっ、誰だろう?」


「ペペローニャ。ほら、一緒に写真撮った時にいた美女だよ」


「モデルの仕事の時っ?」


「そう」


 僕は息を大きくのんで動きを停止してしまった。


 モデルの仕事を一緒にしたペペローニャ?


 ピーナだ。


 ピーナ・ペペローニャ・・・!!



「君が女性だったら、僕の子供を産ませているのに」とロイディ。


 

 僕はわけが分からなくなって、裏切り者、とロイディに言って泣いた。


 泣きながらその場から走って、もうどこでもいいから逃げたかった。


 あとを追って来てくれたロイディは、僕を抱きしめて真剣に言った。



「君がイヤなら、ビルナ・ペペローニャとは別れるから、裏切者って言うな」


「だって、ピーナ・・・え?ビルナ?」


「モデルの仕事したあと、ピーナちゃんのお迎えにビルナ、バイクで来てただろうに」


「・・・あ。そう言えば・・・」


 

 ロイディは、僕に新しい恋人ができたことを認めてくれ、と言ってくれた。


 僕は、裏切者って言ってごめん、祝福するよ、と返した。

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