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★プロローグ★達也side

この小説は大好きです☆の続編です。

大好きです☆を読んでいない方はわからないところもあるかもしれないので、一応前作にも目を通していただいてから読んでくださるとうれしいです。

プシュー…


電車が、とある駅で止まった。


オレは踏みしめるようにそこに下り立つ。


…なつかしいな。


たった今下り立った町は特別な町。


数か月、幸せな時間を過ごした町。


オレの大好きな奴が住む町。


…早くあいつに会いたい。


足早に改札口を通り抜け、駅をでる。


ひさしぶりに見た町は、3年前と何も変わっていなかった。


大きく空気を吸い込むと、また歩を進める。


目的地は、あいつの住む場所。


オレがあいつに初めて告った場所。


あいつがオレを待ってくれている場所。


早く、早く、早く…


早歩きが、小走りになる。


一刻も早くあいつに会いたかった。


目的地が、あいつの家が見えてきた。


思わず、頬がゆるむ。


あと少し、あと少しであいつに会える…!!


その時、


プー!!!!!


大きなクラクションの音がした。


ドンッ!!


音のした方を見る前に、何かが何かにぶつかったような音がした。


え…??


何が、起こったん…??


まぁいいや。


とりあえずあいつのところに行かな…


けれど、体が動かなかった。


…あれ??


なんで、オレ、地面に倒れてるん??


ドロッ…


目の前に、赤い液体が広がる。


これは…


血??


動かない手をムリやり動かして額をなでた。


その手を目の前に持ってくる。


手は震えていて、真っ赤な鮮血がしたっていた。


オレの…血??


近くでパトカーと、救急車の音がした。


…あぁ、そうか。


多分オレ、ひかれたんや。


だんだんと視界がぼやけていく。


オレ…


死ぬんかな…


いや、まだ死ぬわけにはいかんのや。


オレはあいつにあわなあかん。


そう思って、立ち上がろうとした。


それでも体は言うことをきかない。


…あかん。


もぅ、どこも動かされへん。


あと少しであいつのもとに行けるのに…


意識がもうろうとしてくる。


かすれる意識の中で、あいつの声が小さく響いた。


『絶対、絶対だよ!!会いにこないと許さないんだから!!』


ゴメン…


約束、守れそうにないわ…


せめて最後に…


おまえの姿を見たかったな…


≪理沙…≫


頭の中でつぶやいて、


オレは意識を手放した。

大好きです☆の続編です!

というか、続きだすのはやすぎですかね…??

とりあえず!

前作から3年がたちました!

ということは、理沙達は大学生??

一応このまえは高校1年という設定でしたので…

そしてやっちゃいました!

達也、事故にあっちゃったよ!

つっこみどころ満載のプロローグですが…(←たとえば車にひかれたのにどれだけ意識たもってるんだよ!とかです。)

へたくそな文章ですが、つきあっていただけたらうれしいです(●^o^●)

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