チュートリアル9
「はぁー、ナッツは最高だな。殻や皮に覆われているのが、また奥ゆかしい。脱衣麻雀に匹敵する何かがあるな。」
手軽に手に入れれるのもいいが、何か少し代償があった方が喜びが増すというものだ。まぁ、人によるけどね。あ、またまた新しいナッツ発見。
ピスタチオか、これまた果肉も食べれて二度美味しい。たしかナッツの女王とかよばれているんだっけか。なんでも、王様とか女王とかつけたがるよね。まぁ、面白いからいいけど。それで、喧嘩にさえならなければだけど。ピスタチオは、たまにパリパリ皮があるから美味いよね、柔らかい部分だと苦味があったりするのが悲しい。全部パリパリだったら、最高なのにな。
「鼻血、鼻血でた。油断してた、チュートリアルの食べ物だからって、油断してた。」
めっちゃビックリした、なんか生温かいもの感じたら鼻血だった。血の色は、ちゃんとした赤色だよ。スライムたらしてたら、鼻水みたいじゃない。回復回復って思ったら、一発で回復したよ。魔力があがってたから、治ったのかスライムボディに馴染んできたからなのか、まさかピスタチオのおかげじゃないよね。回復の種ってよびかたは可笑しいよね。信心の種とか信仰の種ってことにしておこうかな。神様のおかげで、ここにいれるんだからね。
「おぉ、南瓜発見。南瓜だ南瓜。しかし、まぁ鬼灯みたいな南瓜だな。」
昔、鬼灯の実で風船とか作って遊んだな。しかし、南瓜は嬉しいな。甘くて、ホクホクして美味しいから。甘いものが大好きだった私には信じられないが、甘いものが苦手な人は南瓜も苦手という人もいる。まぁ、私は酒も飲まなかったから、人から酒を勧められたり注がれたりしたら、私にとっては迷惑やイジメと思ってしまったりもしたからな。料理に酒を使う分には、ほとんど大丈夫だったのにな。薬膳酒の弱いもので、よったりするほど苦手だった。この世界では、大丈夫になっているだろうか。お酒を飲めないと人生の何割か損って言葉もあるしな。
そんなこんなを思いつつ、南瓜を調理して食べてみた。美味しかった、種もついでに調理して食べたら美味しかった。トウモロコシも、この南瓜も品種改良できたらいいな。現代ではトウモロコシも南瓜も色々な種類あったからな。特にトウモロコシは面白かったし、活用法も多かった。そんなこんなを考えていたら、色々技能が身に着きそうな気がした。スキルの種とでも名づけようかな。
南瓜の種を食べたら、松の実が食べたくなってきた。松ぼっくりをとり、スライムボディを利用して取り出していく。ついつい、味見をしちゃうのはしょうがないよね。繰り返していくうちに、どんどん効率よく取り出せるようになってきた。これは器用さが上がっているのかな、いやいやたまたまってこともありうるよね。これは運の種とでも命名しようかな。
「あー、種ばっかり食べてたらさすがに喉が渇くよね。」
水場に行って、水を飲んでいた。キラリと光る物を見た気がした。そして、何気なく拾ってみた。これって、もしかして砂金。いやいや、世の中には愚か者の金という物がある。けど、質量が重い。まさに、目の色を変えて探してみることにした。結果、めちゃくちゃいっぱいあった。しかも、採っても採ってもなくならない。
金といえば、貴重なことに意義がある。もしかして、私が転生した世界って金の価値が低いのかもしれない。もしも高ければ、イージーモード確定である。昔の遺跡から金属のものが出土されても、大抵は錆びてボロボロだが、金の部分だけは形をはっきり保っていたりする。宇宙船とかの電子部品をまとめるのにも金を使ったりするから、通電性もよいのかもしれない。
「一度はゴールドラッシュってのを体験してみたかったけど、まさかこんな形で体験できるとは思わなかった。細工物にでも挑戦してみようかな。」