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Queen  作者: 如月
2/2

編入生

お待たせしました・・(´;ω;`)

とりあえず、5月分です

「ここが・・}

大きな門の前に一人の女が立っていた


この学校に、杏樹さまがいらっしゃるのか・・・

女は、学園の中にいる自分の主の大切な人を思い浮かべていた


大事な大事なあの人の娘。

傷つけられたら、怒られてしまう。

あぁ・・でも、あの人につけられる傷なら、治るのがもったいないです


でも・・

もしも、失望なんかされたら耐えられない


「あの人の役に立つために・・」

ただ一つの自分の願いを言葉にし、瞳には、決意が宿る






全部・・排除しなければ





あの人を煩わせるものはすべて

そう告げた声は、冷たく、どこか狂気のようなものが混ざったような声だった





****





私立南雲学園


全国的にも偏差値が高く有名な学園の中で、7人の男女が歩いていた

「なぁ、今日機嫌よくないか?なにかあったのか?」

「うん!今日ね、私のお姉ちゃんみたいな人が転校してくるの~」


黒色の髪をした男が栗色の髪をした女に話しかけると

少女は嬉しそうに口角を上げながら言った


「へえ、僕も気になるな」

「みっくんには、絶対見せないもーん」


「うわ・・近づけるなよ」

「私も、見てみたいな」

「大丈夫なんですか?その人・・この学校結構危ないですよ?」

「興味・・ない」



クス


廊下に笑い声が落ちる

栗色の髪をした少女ー杏樹ーは、一歩前に出て振り返りながら告げる


「あの人は、そこら辺の女とまったく違うよ?」



そのまま少女は、顔を前に向けて呟いた

「楽しくなりそ・・♥」


嗤う顔は、どこか歪んでいた・・


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