突然の人物紹介コーナーその12
今回は本当に申し訳ないと思うが人物紹介にさせてもらいます。
――でも俺は後悔してないぜ!
(理由は後書きにて)
ルガーナ・キサラ
髪型:ショートヘアー
髪色:薄紅
紹介
クヴォリアの地下施設に捕らえられていた兎耳亜人種の少女でガルティの姉、18歳。
村に備蓄されていた薬草が少なくなった為、村の仲間達と一緒に南方へ。そこで天敵とも言える存在に運悪く遭遇し、何とか生き延びたものの、額に受けた小さな切り傷から流れた血が微量ながら猛毒を含んでいた為に、その血が目へと入った事で失明する。
ルガーナの症状は自身を庇って猛毒を受けた妹のガルティより軽い――――と思われていたが、実際は彼女よりも危険な状態にあった。
額に傷を受けた事で脳へと障害が発生する可能性が極めて高く、死亡率はガルティよりも圧倒的に上。
それで何故無事だったかと言うと、彼女にはガルティ以上の毒耐性か適正があったと考えられる。
作中(番外編にて)で、“五感の一つが潰れた事により、そのハンデを補う為に聴力が数倍に上昇した(※)”と説明したが実際はそれだけではなく、妹同様に毒に犯された事で聴覚や音を拾って理解する脳のリミッターが外れていた可能性アリ。
これの何が凄いのかと言えば、毒の影響を受けていたのにガルティと違って正気を保っていた事だ。
もしかしたら、潜在能力だけの話でなら作中ではトップクラスの存在かも知れない。
――ちなみに、毒を受けてはいたがルガーナは毒入りの食事は与えられておらず、ガルティに比べて拘束も緩かった。
これは彼女の力が戦闘へ不向きであると判断されたのと、気弱な性格なのを把握されていた為である。また、『視覚を失った気弱な兎耳少女は売れる』とバドレとジャダは判断した様で、ガルティが野垂れ死んだ後は調教して売り出す予定だったらしい。
※地下施設は街の外れに位置し、そこから(地下10m)正反対の距離(約1.5km)からやってきた悠理達の足音、しかも部隊のおおよその規模を把握するほどの聴力を有し、尚且つ必要時以外は耳を保護する為に力(音量)を調節出来るなど多機能。
一番恐ろしいのはルガーナ自身が自分の変化に無自覚だった事かも知れない。
一人称は『ウチ』で、喋り方は標準。彼女達の故郷では女性は『ウチ』、男性は基本的に『拙者』が一人称である。
村の中では“お嫁さんにしたい女の子NO.1”を数年に渡ってキープしている猛者。
しかし、本人は自分の可愛さに無自覚で地味ですらあると感じている。
バドレやジャダ達には非戦闘員と思われていたが、実は狙撃の名手。
流れの武器職人にプレゼントされたボウガンを愛用し(※)、その聴力の良さを頼られ狩りに参加する事も多い。
――が、運動はあまり得意ではないので近接戦は全くダメ。妹のガルティがそこを補う形で前衛に入るのがコンビネーションプレイの肝。
※ボウガンは薬草探索で襲われた際に完全破壊されている。
能力
“怯えし兎の繊細さ”
持ち主を兎系亜人種に変質させ、兎耳と尻尾を生やす。
身体構造が人間よりも若干発達する反面、脆くなった部分も存在する。
“臆病故の敏感さ”
長い耳を生かして周囲の音を拾い、認識、仕分けする能力。
“狂える兎の獰猛さ”
毒に犯された事で一時的に強化された能力。
遥か彼方の音さえ拾い、更に細かい認識と仕分けが出来るようになったことに加え、不必要な情報を意図的にカットする事も可能に。
初期設定
特になし。
妹のガルティがそうである様に、裏設定ではルガーナはノーレのそっくりさんに当たる。
ただし、微力ではあるが戦闘に参加出来たりする所をみるとやや活発すぎるかも知れない。
第一章における今後の活躍はやはり不明、番外編、第二章以降の活躍に乞うご期待。
今日はさ、仮面ライダー鎧武外伝のDVDが届いてたんだよ……。
見・る・し・か・な・い・よ・ね?
――まぁ、そんなこんなでテンションが上がり、限定版についてきたリンゴロックシードでたっぷり遊んでたら執筆する時間がなくなっちゃってさ……。
スゲェ、愉しかったぜ!