突然の人物紹介コーナーその10
なんか疲れが溜まってきてるんで今日は人物紹介で許しておくんなまし。
メノラ・クシャン
髪型:ストレートロングで目隠れ
髪色:黒
説明
クヴォリアの街で合流した助っ人淫魔。
悠理のお願いによりリリネットが紹介してくれた相手で、外見年齢17歳、実年齢86歳。
年齢はメノラの方が上だが、圧倒的な実力を持つリリネットを“御姉様”と呼び慕っている。
能力的には大淫魔に限りなく近い上級淫魔で、かなりの地位を持つ。
しかし、種族の間では変人扱いされ友達は少ない。最も、それは彼女なりの美学や考え方を理解できる者が居ないと言うだけ。理解者であるのは今の所、リリネットと悠理のみ。
ゴスロリ風の衣装を好んで着用し、ギャルっぽい言葉遣いで話す。
実は中二病的なポエマーで、同じくポエマーで独特の価値観や美学を持つ悠理とは馬が合う。
――が、その事で友情を結ぶに至るも、それ以降異性としては全く見なくなった。
性格は非常に難有りとされ、本来なら気に入らない相手には手を貸さない所か、例え同族であっても攻撃や危害を加えてくる。
今回はリリネットと悠理が関わっている為に、その攻撃的な一面はナリを潜めており、一応は安全らしい。
物を食べる時の仕草が非常にいやらしいのが特徴。
バナナや棒状の飴は必ず口の奥まで加えて上下に舐めるし、生クリームやマシュマロ、ゼリーなどは口の中で必ずぐちゃぐちゃにかき混ぜてから飲み込む。
これは彼女の魅了の力が、相手の視覚に依存している事を示している。
また、普段前髪で隠れている瞳は非常に強力な魅了効果を持つ。――が現在は封印している。
これはリリネットの傘下に入る際に自分から能力を封じて以来そのままの状態。
実はこの瞳の力だけは大淫魔リリネットさえも凌駕すると言われ、そんな能力を持つ彼女が自分から誰かの元に降った真意は誰にも解っていない。
またメノラが降った事をキッカケに多くの淫魔がリリネットの傘下に加わり、一気に一大勢力となったのは当時のちょっとした事件である。
グレフとも面識があり、意外な事に彼女自身は二人の仲を応援していて、偶にグレフの相談に乗る事もあるとか。
能力
“魅了し貪り尽くす者”
※突然の人物紹介コーナー8を参照。
“禁忌の果実”
※突然の人物紹介コーナー8を参照。
メノラの場合は自身の瞳による魅了と、相手の視覚に訴えかけて魅了する事を得意としている。
“命を飲み干す者”
※突然の人物紹介コーナー8を参照。
“淫魔達の囁き”
種族間だけで使えるテレパシー能力。
基本的に距離に関係なく、相手が応答してくれればいつでも使用可能。
距離に制限がないのは、眷属や精霊が媒介となってくれているから。
初期設定
悠理に力を貸す淫魔としての設定は初期から存在していた。
――――が、実は企画中のスピンオフにて登場させるヒロイン枠の一人だったりする。
その設定が生かされるかどうかは作者の頑張り次第。
――まさか登場したばかりのメノラの紹介をするとは思ってなかったでしょう?
だってこの子の設定が一番出来上がってたんだもん。
――いや、名前はついこの間まで決まってなかったけどさ……。