突然の武具紹介コーナーその2
就職した後輩の送別会――――と言っても遊んだだけですけどね。
そんな訳で帰って来るのが遅かった為、今回は紹介コーナー。
黄金騎士ゴルド
形状:黄金の西洋甲冑
紹介
グレフ・ベントナーの造りし最高傑作の一つで、大量の黄金を材料にしてる。
鎧三兄弟の中では一番最初に生まれ、後に造られるシルバやブロンは彼の経験と失敗から学んで造られている。
スルハにやってきた悠理の力によって、身体(鎧)を自在に動かせるようになり、街を襲ったファルールと一戦交えた――が、負けはしなかったものの終始劣勢気味だった。
攻撃よりも基本的には防御術や、テクニックによって相手を圧倒する戦闘スタイルを得意とする。
装備は黄金で造られたランス(※)と、同じく黄金で造られたタワーシールド。
本来は悠理の持つ“精霊剣リバティーア”も彼の装備の一つである。
※グレフは『槍を造った事がない』と発言している事から彼の製作物ではない可能性あり。
非情に紳士的な性格で、弟に当たるシルバやブロンの成長を温かく見守っている。
一番最初に造られた宿命として、鎧三兄弟の中ではスペックが一番低いと言われており、本人は気にしていないが能力の限界を感じる事は多い様だ。
能力
“黄金の騎士”
鎧に意思を反映させ、自由自在に動かす能力。
“黄金の疾風”
祝福を纏ったランスによる突進攻撃。
“黄金の加護”
盾を使った防御術。
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白銀剣士シルバ
形状:白銀の西洋甲冑
説明
鎧三兄弟の次男坊に当たる、銀を使用して造られた。
長男ゴルドを中肉中背と例えるならば、彼は細身である。
軽快な動きと剣術によって相手を翻弄する戦闘が得意な反面、攻撃を受けると脆い。
ゴルド鍛造中の失敗と経験を活かして造られ、三兄弟の中でも一際美を追求されている。
スルハが襲撃された際には、ブロンと共に数十人以上の兵士と大立ち回りを演じた。
装備は銀で造られた長剣とラウンドシールド。
兄のゴルドを深く尊敬し、弟のブロンには厳しく接する。
それはブロンの力を誰よりも評価しているが故の行動であるが、周りからはただ単に厳しい性格だと思われて居る。
能力
“白銀の剣士”
鎧に意思を反映させ、自由自在に動かす能力。
“白銀の烈風”
祝福の力を纏った高速移動術。
“白銀の旋風”
剣に乗せた祝福の力を斬撃の嵐に変えて放つ技。
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青銅戦士ブロン
形状:青銅の西洋甲冑
説明
鎧三兄弟の末っ子で、青銅を使用して造られた。
最も手に入りやすい銅を材料としているのにも関わらず、その性能は希少価値のある材料を使った兄達よりも高い。
兄達と比べると大型、とにかく丈夫で、長時間の戦闘を前提に造られているが、動きは鈍い。
武器は銅製のアックスと、銅製のスモールシールド。
楽天家だが、兄達の期待に応える為に日々修行を欠かさない努力家。
基本的には兄達を尊敬しており、時々甘えようとする困ったさん。
能力
“青銅の戦士”
鎧に意思を反映させ、自由自在に動かす能力。
“青銅の剛刃”
斧に強力な祝福に込めて、相手を一撃で葬る技。
“青銅の鉄壁”
自信に与えられた物理攻撃以外を反射する防御技。
うぅ……オヤスミ……。