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召喚者は究極自由人!  作者: 暮川 燦
第一章・召喚されし男とグレッセ王国編
64/3916

突然の世界観紹介コーナーその2

昨日『明日こそは本編を更新したい』と言ったな?


アレは嘘だ!


――――ごめんなさい!

謎の研究文書


“天性の祝福”について。

 ノレッセアに生まれた者、また召喚された者に必ず与えられると言われる特殊能力。

 それによって得る力は様々な形となって現れるが、大きく三つのタイプに分かれている。

 一つ、純粋な特殊能力。

 二つ、種族の変質。

 三つ、命の獲得。


 先ずは“種族の変質”から説明を始める。

 ここに分類される祝福の持ち主は、レーレとリリネット(※)動物ならディーノスとモルフィー。

 死神と淫魔の祝福を与えられ、人から別の存在に成り果てた者達。

 この部類の祝福を宿した為に、本来の種からかけ離れた姿になった動物達。

 文字通りに“種族を変質”させる祝福が存在しており、ノレッセアにおいては神や悪魔と呼ばれる者達は元々人間である。

 この事は最早世界共通の常識。また、この部類の祝福は遺伝する事があり、多くは同じ種族(祝福)の両親を持つ子供の場合。

 主に二世代目と呼称されるが、遺伝しないケースも普通にあるらしい。

 この件については統計が取れていない為、正確な情報は未だ闇の中だ。

 だが遺伝すると言う事は、祝福がランダムに与えられるモノではなく、遺伝子レベルに組み込まれた元々生物に備わっている能力、と言う可能性を示しているものであるとされ、つまり――――(以下省略)

 

 そして忘れてはならないのが、変質し別の種族へと変化、或いは進化した彼等は祝福の他に特殊な力を持っている。

 例えばそれは人とは比べ物にならない強靭な肉体であったり、空を飛ぶ、火を操るなど様々。

 後述する“純粋な特殊能力”と比べると、別の種族に変わる事に加えて、その姿相応の能力を複数身につけられるなど、贅沢なものと言えるかも知れない。

 ――が、人間とは異なる姿や身体の仕組み、強力な力は恐れられてしまうもの。

 この力を手にしてしまった者達は人間社会から弾き出されてしまうケースが多い。

 勿論、共存して生きていく事は可能だが、亜人という種族は大抵人よりも長命である。

 時の流れと共に人々の考えが変わって街や村を追い出される――――なんて事もあるらしいのだ。

 だから、彼等は同族同士で独自の社会形態を築き、人里から離れて暮らすのが一般的である。


※名前だけの登場なら神様も該当。


 では次に“純粋な特殊能力”の説明に移る、現在これに該当する能力の持ち主は――――グレフとリスディア、名前のみの登場ならコルヴェイ王、カーネス、ジェミカ。

 姿は元の生物のままだが、特殊な力を一つだけ有するタイプ。

 この分野を更に仕分けていくと、“身体強化系”、“操作系”、“契約系”、“祝福殺し系”などなど……、挙げればキリがない程の種類を持つ。

 各々の系統についての詳しい説明はここでは省かせて頂く。

 ノレッセアの約7割は大体ここに当てはまる。

 多種族へ変質した者達と違って人間社会で弾き出されることは少ない。――最も、能力次第では変わってくるのだが。

 この部類については特筆すべき事はない(※)。

 尚、祝福の遺伝については、このタイプからの事例は挙がってきていない事を付け加えておく。


※特殊能力を持つのは当前の世界である為。


 最後に説明するのは“命の獲得”について。

 これは肉体を持たない魂だけの存在や、無生物や知能を持っていない生物などに“肉体”と“知性”を与える事を指す。

 劇中では眷属姉妹、鎧三兄弟、モブアーマー、エミリーがここに分けられる。

 眷属姉妹は精霊とも言うべきカテゴリーに属しており、元々は魂だけの存在。

 鎧三兄弟とモブアーマーは精霊石に宿った意思だが、悠理が居なければ今の状態にはなれなかったのを考えるとやや特殊な例か。

 エミリーも大型精霊石の一種を核にし、岩石を身体として動いている。

 他にも数多くの例があるのだが……今回はこの辺りにしておこう。


 この物語は始まったばかりであり、いつかまた私の研究資料が必要となる日も来るだろう。

 また必要な時にこの文書は君達の前に現れるハズだ。

 そして、それはきっと遠い未来の話ではない。

 ――では、次も君達がこの資料を読む時間が有意義なものであると願って……。


謎の研究家K・Sより 

全て俺が悪いんです……。


久々に朝からラ○ワン行ってボー○ーブ○イクを5時間ほどやっちゃって……。


だからつい執筆作業の方が疎かに、申し訳ねぇ……。


あ、明日こそは本当に頑張りまっす!

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