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召喚者は究極自由人!  作者: 暮川 燦
第一章・召喚されし男とグレッセ王国編
56/3916

突然の人物紹介コーナーその7

仕事の疲れで限界突破!


そんな訳で人物紹介コーナー。


今回は現在出ている普通の人間では最年長のあの人。

グレフ・ベントナー

髪型:長髪

髪色:白髪


紹介

 スルハ工商会会長にして街の代表者を務める褐色肌の43歳。

 実年齢よりも大分老けているのが悩みのタネらしい。ちなみに髪が白いのは年齢によるものではなく地毛とのこと。

 スルハの街で生まれ育ち、職人である祖父と父によって若い頃から技術を仕込まれる。

 ――が、彼が18歳の頃、グレッセ王国が隣国と戦争になった際に出兵。後方の支援部隊についていたが、グレッセ王の危機を救うべく単身突撃と言う無謀な行動を取るも、自前の装備品が優れていた事と祝福を使いこなす才能を持って獅子奮迅の活躍を見せる。

 それ以来、グレフは英雄と呼ばれ、国王とは無二の親友として強固な絆で結ばれている。

 結局、戦争終結後も軍には10年近く在籍したが、祖父が病死し、父親も同じ病に掛かっている事を知って帰郷。

 街では英雄の帰還を祝うと共に、スルハの代表として後事を託されることとなる。

 それから5年後、グレフが35歳の時、闘病生活の末に父が他界し、結婚どころか、鍛冶職人としての修行と、戦いに明け暮れていた性で特定の恋人も居なかった為、天涯孤独の身となった。

 ――が、その数ヵ月後にはリリネットと出会い、紆余曲折の末に同棲を始め、今現在に至る。

 ちなみに、二人の仲は複雑で愛し合っているものの結婚はしてない。

 しかし、仲の良さで言えば熟年夫婦以上であり、グレフ本人も『リリネット以外の伴侶など要らん』と発言しており、彼女への想いの強さは本物である。


 スルハを強襲したファルールと一騎打ちに望むが、宝剣アウクリッドの力の前に敗れてしまう。

 ――が、突如現れた悠理達にスルハを救われ、以降は彼等の力になるべく協力態勢を敷く。

 グレフのお陰で、スルハでの住居や生活面のあれこれには不自由しないばかりか、装備の供給まで行ってくれるなど、悠理達にとっては強力なスポンサーと言う面が強い。

 グレッセ一の鍛冶職人として造った装備は非常に優秀で、悠理の使う“精霊剣リバティーア”や鎧三兄弟は彼の作品の中で五本の指に入る。

 また、造れない物はないのではないか? と言われるほどに、物造りにおいては天才的な能力を発揮し、度々周囲を驚かせると共に憧れと尊敬を抱かれている。

 歳は取ってもその技術は日々進化し続けており、これぞスルハ魂として職人達の間では崇められる事も多いらしい。

 尚、基本的に弟子は取らない主義で、基本と常識は誰にでも教えるが、自身の培った技は見て覚え、盗ませるのが心情。

 かつてたった一人の弟子を破門した事があるらしく、この思想はその時の経験から生まれたもの。


能力

(ストロング)(アーム)

 内容は非常にシンプルで、己の腕力を極限まで強化する。ただそれだけの能力で、ノレッセアではこの手の祝福を持っている手合いは非常に多い。

 しかし、彼の素晴らしい所はこの力を使いこなして居ることにある。

 身体強化系は目に見えやすく、単純に凶悪な威力を発揮しやすい為、その力に慢心し、能力の全てを知り使いこなそうと思う者は少ない。

 ――――が、グレフは幼少期からこの力を使いこなす事に全力を掲げ、慢心する事無く成長した(※)。

 結果的に希少性は皆無と言っていい能力で英雄と呼ばれる場所まで上り詰めた。

 その姿勢はやがて伝説となり、グレッセ王国騎士団の基本姿勢として受け継がれる。

 

※他の同系統の祝福に比べ、グレフの“剛腕”は標準の3倍以上の力を発揮する。


初期設定

 ――設定でもなんでもないのだが、作者のミスにより初登場から暫くして気付かない内に名前が変わっていた不遇なキャラ(※)。

 当初は“ドレフ・ベントナー”だったが、いつの間にか“グレフ・ベントナー”になっており、名前の響きが良いという理由で後者が正式名称となる。

 ファルールの紹介でも書いた通り、彼女が登場しなければ生まれることは無かったキャラクターの一人。

 いや、名前は与えられなかったにしても『私が町長です』位の台詞は言ったかも知れない……。


※何気にお気に入りキャラで、彼の過去を描く番外編なども企画中である。

うー、とりあえず今日はもう寝て明日に備えよう……。

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