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不死身兄弟との邂逅23《深夜勤務マン5・暫定》
「兄貴……もし、俺の推測が正しいなら――俺らが適任かも知れねぇ」
「――――(キリッ)」
弟の懸念を孕む声に兄もまたその表情を険しくした。彼は弟を信頼している。血を分けた兄弟であるのは勿論、長いお互いを助け合って来た仲が。今世でも前世でも。
どちらが欠けても今の彼らはない。とうに命を失っていただろう。
だからこそ、彼らは互いの言葉を軽んじない。何かの懸念、危険性を感じたのなら慎重に、臆病に。石橋を叩いて渡るのは当然。それが如何に大事かを嫌と言う程に知っているのだから。




