前へ目次 次へ 4202/4226 不死身兄弟との邂逅7《深夜勤務マン3・暫定》 単純な話。ゴブリンが幾ら湧いてこようがユーリが負ける事は万に一つもない。 ただ……一つだけ懸念があった。彼は現在――能力の制御が甘い。 まぁ、正確には“増強”を司る“緑”の“生命神秘の気”が強化された所為でバランスが著しく狂っている。 突然暴発して洞窟諸共吹き飛びかねない。そういう危険性を孕んでいて、普段よりも体力と精神を消耗しているのだ。無限にゴブリンが湧き続けて来るとなると何処かで手元が狂いかねない。