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ユーリと深緑8《深夜勤務マン3・暫定》
「世界って何なんだろうな……」
虹色の空間をくるくると回転しながら言う、なんともシュールな絵面の中でユーリは至極真面目に呟いた。これは当然の事だが、彼は世界は一つだと思っていた。少なくとも他の世界を観測、証明する手立てがなかった事は確かだ。
多くの、他の世界も含めた多くの生命が実にそう思っている事だろう。
しかし――彼はそうではないと知ってしまった。ミカドにしてもそうだ。知らずに生きてきて、何の因果か異世界へと飛ばされてそこで生きる事を余儀なくされている。




