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ミカドの聖域3《深夜勤務マン2・暫定》
「此処は元々古代文明の跡地――過去の過ちで草木一つ生えない不毛の大地だった」
ミカドはふらりとカフェらしき店へと入り、慣れた様子でカウンター席に座り、後に続くユーリへ着席を促した後、そう語り始めた。
「何があったかは正直言って知らぬ。興味もない。ただ今とは比べものにならない程に優れた文明があり、国だか研究者などの個人だかが過ちを犯して滅んだ」
『らしい』と付け加えるミカドは心底興味のなさそうな顔をしている。ユーリとしては逆にそこが気になりはするが。




