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ミカドの聖域《お出掛けマン2・暫定》
「こいつぁ……驚いたな」
ミカドに案内された場所は樹海の最深部……。そこだけ突然現れたみたいに文明的な街の風景が広がっていた。所謂、現代風ではなく中世風の家々ではあったが。
驚いたのは街並みだけではない。決して少なくない人々が暮らしており、その種族の多様さにだった。
所謂、普通の人間……仮に“ヒューマン”とするが、尖った耳を持つ“エルフ”、背の小さな種族“ハーフリング”、蜥蜴の姿を持つ人型“リザードマン”、背は低くとも立派な体格と髭を持つ“ドワーフ”……などなど。上げればキリがないほどに多様な種族が街を行き交っていた。




