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そして虹は彼方へと伸びていく4《眠眠マン2・暫定》
今年もよろしくお願いします。
年末からちょっとプライベートな事情でバタバタしており、もしかしたら何処かでぱったりと更新が止むかも知れません。そうなりそうな場合は出来るだけ早くお知らせしようと思います。
――ゼ・ハはちょっぴりの悔しさと羨望を覚え、それを……口には出さなかった。
背を向けた彼へと伸びかけた手も何とか抑えた。不思議な事に、廣瀬悠理には覚えなかった感情をユーリ・ヒロセには覚えているらしい。
彼女はその感情を具体的なモノには昇華出来ていないけれども。
確かに廣瀬悠理は恩人と言う側面が強い。直接会ってから結構な時間が経ちもしたが、今の関係は――上司と部下が妥当だろうか?
少なくとも廣瀬悠理に関しては、出会った時からして上下の立ち位置が決まってしまったように思う。勿論、彼が強要した訳でも、彼女が望んだのでもなく。状況がそうさせたてしまった……とも、言える。




