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ユーリは瞑想した3《深夜勤務マン3・暫定》
『@;。m「jぐlk?』
対話と言うには余りにも異次元の感覚……。この空間へ転移してから、ユーリは“ナニカ”の声を受信できるようになっていた――ゼ・ハには話していないが。
ただそれの言っている意味は理解出来なくても、害意がないのは解った。ユーリが意識を向けなければ“声”は語りかけてくる事もないし、聞こえる事もない。
推測に過ぎないが、これは“生命秘奥の気”なのではないかと彼は考えている。或いは“生命神秘の気”……またはそれらに類する“ナニカ”……。




