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時空神カンリについて《深夜勤務マン・暫定》
『時空神カンリとはひと悶着あるかも知れません』
そう言ったゼ・ハの表情や声色に変化らしい変化は感じられなかったが、少なくともユーリには若干の申し訳なさを感じ取った。
『こう言った部分も“生命神秘の気”で強化した所為なのか？』――などと思いつつも、彼は質問を投げかける。
「具体的に何かあるのか？」
『本人は並行世界の地球出身ですが、とある異世界を拠点にしておりまして……。要約すると、あらゆる不安要素を取り除いて悠々自適に生活しています』
