3924/3956
最初の航路3《深夜勤務マン4・暫定》
『“深緑のミカド”はまだ話せるタイプだと思います………が』
「――が?」
『周りの女性陣が強火ですので、敵視されるかと思います』
「……ハーレムって事か?」
『どの時間軸に飛ばされるのかも解りませんので、人数は上下しますが、はい』
ゼ・ハの肯定を受けてユーリは何とも言えない気持ちになった。
正直、ハーレムを形成する類の相手とは関わりたくないと言う気持ちが強い。在り方を否定するものではないが、じゃあそんな相手と上手く接する自信があるか?、と聞かれれば、首を縦にはしづらいだろう。




