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召喚者は究極自由人!  作者: 暮川 燦
PW“飛び越せ、ノレッセア学園!(仮)”
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そして再びの放浪へ4《深夜勤務マン4・暫定》

 “生命秘奥の気”は進化した能力はそのままに確立した“自我”は封印する選択をした。


 ――あくまでもユーリ・ヒロセの“力”。


 彼/彼ら、或いは彼女/彼女らは自らの立ち位置をそう定めた。依然と変わらぬサポートの立場からなるべくはみ出したくない……。そう言った自制心が働いた形になる。


 傍に居て、言葉を、心を交わす存在がユーリには大勢いるから。

 常に“力”として彼と共にある己はそれだけである意味で幸せなのだから。


 小さな、余りにも小さな愉悦感に浸りつつ、“生命秘奥の気”の“自我”はありもしない瞼をそっと閉じた。

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