表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
召喚者は究極自由人!  作者: 暮川 燦
PW“飛び越せ、ノレッセア学園!(仮)”
3831/3969

たがいにただのしょうねんとしょうじょだったら5《深夜勤務マン3・暫定》

『互いにただの少年と少女として出会えたら……。そう何度も思ったのは本当の事だよ』


 少女は苦笑するように微笑む。かつて何度もユーリの前で弱音や願望を吐こうとして……終ぞそうする事はなかっただけに、彼の困惑は正しい。

 言わなかったのは単に彼女の意地だった。何とはなしに己の特異性を感じ取り、死を悟った彼女に訪れた希望と言う名の未練……。


『まったく、何もかもを受け入れた時になってようやく白馬の王子様が現れるものだから……まったく、人生ってやつは……』


 夏のあかね雲を眺めつつ彼女は哀しそうに笑う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ