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さておき急展開4《深夜勤務マン2・暫定》
雲によって隠された幻の天空城……。
ユーリは城内を探索するしかないと思いつつも、『このまま何もしないで帰れねぇかな』と、無理矢理城を飛び降りてみようとしたが……。
「結界か……あるよなぁ、そりゃ」
まるでお約束の様にそこには見えない壁。
ならばと見えない壁を全力をもって殴りつけるも、爆撃でもされたかの様な大音量が響き渡った
だけ。なんなら、その騒ぎで何かしらのアクションが起きないかと期待もしたが――それもない。
城の庭園や飛び降りを計ってやって来た敷地内の縁には静寂が満ちるばかり。