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ユーリの進化と真価《眠眠マン・暫定》
ユーリは取り合えず、敢えて通常通りに過ごす事とした。先ずは学園だ。
いつも通りに登校していると……。
(何人かに見られているな)
学園でも色々と話題で持ちきりの人間である自覚は彼にもある。
――あるが、今回は場合はそれとは関係ない。殺意、悪意、執着。
大まかにではあるが途轍もなく大きい反応はその三つだろうか?
明らかなほどに自身の感知能力が増大していて、ユーリ自身も戸惑いの方が大きい。
涼しい顔で気付いていない風を装うが、果たして効果があっただろうか……。




