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未来図はしっちゃかめっちゃか5《早出深夜勤務マン・暫定》
「今の所、アムアレアは敵対する気はない――で、良いよな?」
「ああ。多分、としか言えないが」
「ラスベリアはどうだ?」
「あの女帝に目をつけられてるからな、お前は……。国としてはどうかは知らんが、個人としては手を出してくるだろうな」
ユーリとフェルタの会話が続く。フェナンは迂闊な事を言わないように姉の後ろに立って控えていた。
「ただまぁ、あの女帝も自国から軽々しく出てこれんからな。近寄る事がなければ大丈夫だろう」
「……その隙を突いていきなり現れたりしねぇ?」
「…………」
「…………」
あの破天荒な有様を見た故に、元々知っているが故に二人は黙るしかなかった。




