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ユーリ・ヒロセver.???3《眠眠マン・暫定》
『面会謝絶! 面会謝絶です!』
扉の前に仁王立ちしたアンネータンの声がユーリに届いていた。
いや、意識は取り戻しているし、はっきりもしている。面会しても大丈夫そうなものだが……。
――ちなみに、窓や天井裏の方はアンネータンの結界によって囲われている為、侵入できなくなっている。
「おおっ、中々に硬いじゃいないか!」
「姉者、子供じゃないんだから……」
外で甲高い音とフェルタとフェナン姉妹のやり取りも聞こえる。
アンネータンの結界を見て即座に切りかかったらしい。賑やかなことだ。




