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アナタの隣にいる事が2《早出深夜勤務マン5・暫定》
あばば、評価ポイントありがたき幸せ……!
現在、稼ぎ時のスーパー残業ウィーク中です。うへへ、金、カネ。かね……。
「――――ふふ」
ハレィピナは自作の小屋で書き物をしながら、ふと思い出し笑いをした。
四姫を引退したとはいえ、北方の諜報員である彼女からしたららしくない事だが……今に充足感を覚えていたのだ。
初代から今代の四姫に注目される青年、ユーリ・ヒロセ。
なるほど、中々にアレは毒だ。
何故だか解らないが無性に惹きつけられるモノがある。これが無理やりではなく、妙に自分の好感が持てるところを突いてくるのが嫌な所だ。
恐らく、それは彼の力の一端なのだろうと、ハレィピナは思う。




