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光っちゃった(はぁと)5《元旦・暫定》
新年明けております。今年もよろしくお願いします。
本作品は、作者の思い付きをその都度試すのと、文章を書く癖をつけようと思って毎日更新の体を取っている為、整合性が合わない部分が多々あります…………ごめんなさい(汗)
「――ん?」
光の球を操りながら、ユーリはふと思い出した。
「いや、あの異空間でも使ってたじゃねぇか」
そう口に出して唖然とする。あの闇に染まったローラとの戦いの中で、自分は“光属性”を使っていたじゃないか……と。
なのに、どうして今更光の球を生み出せた位で驚くのか、と。
「……いや、違うな」
微かな違和感を口に出せば、何が違うのか解ってくる。
あの時は確かに光属性を使えていた。今回の件は違う。
闇属性がいつの間にか光属性に変わっていたのだ。つまり、ユーリは闇を光へと変換する事が可能だということ。




