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光っちゃった(はぁと)4《大晦日・暫定》
今年もありがとうございました。
来年もまたお会いしましょう。
光ったものはしょうがないか……。
一時間も経てば、ユーリの心情はそう言った方へ流れていった。
見なかった事にするのは良いし、自分以外誰も居ないのだから隠し通せる。
――覗き見出来そうな人物が何人か頭を過ったが、それはそれ。
しかしながら、光属性を手に入れたとは言え、まだ実践で使えるレベルではない。
まぁ、フラッシュグレードよろしく、相手の視界を潰すだけでも脅威だとは思うが。
『うーむ』と唸りながらも、両手の球の操作を続けていく。




