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光っちゃった(はぁと)2《お出掛けマン・暫定》
「――噓だろ?」
まさしく唖然と言った表情で呟くユーリ。
自身の特異性は十分把握していたつもりではあったが、此処まであっさりと新たな力を習得してしまうというのは大問題だ。
しかも、今回の場合は戦いの中で攻撃や刺激を受け、それを元にして生み出したモノではない。
まったく何もない所から…………とは言い切れないが、ちょっと“光と闇”の関係性に関して雑な考察をしていただけだ。流石にたったそれだけで新たな力を授かったとは思いたくない。




