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問題龍、連行されるってよ4《深夜勤務マン3・暫定》
しっ責の“しっ”の字が環境依存文字で入力できない、だと?
『『『『『『――――』』』』』』
やって来た龍達――それもそれぞれの王だと思われるが、彼等の声はユーリには聞こえなかった。
声の様に聞こえるものの、音と言うよりも同胞をしっ責する“圧”が上回った為に、認識することが叶わなかったのだ。
唯一、ランヴィナティアらしき、巨大な岩の手から労わるような慈しみを感じた。
――のだが、何故かユーリの横に侍る光に対しても圧を送っていたので、彼自身にもその被害が及ぶ。最も、それも耐えられないレベルのものではない。ただ、浮気がバレた様な妙な緊張感を覚えた。




