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やっばい大惨事4《遅番マン・暫定》
「――でもまぁ、敵ならやる事は一つで良いな!」
「そうね! 散策ばっかりで飽きて来た所だし!」
「もう一回ー、まとめてー、崩壊ー、させましょうかー?」
「「「駄目!!」」」
「あらー?」
敵が問答無用で襲ってくるのなら……話は簡単だった。応戦。これ一択しかない。
結論が出た所で、我先にと戦闘狂のきらいがある二人が真っ先にウキウキし始めたのはもう笑うしかない所である。しかしまぁ、その辺りは何とも心強いとユーリも思わなくはない。
――イルドゥニーカに関しては大人しく座ってて欲しいのは満場一致であったが。




