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やっばい大惨事3《休息マン・暫定》
「――めっちゃ殺気立ってるじゃねぇか!」
とにかく無限通路が終わったなら後は進むだけだ!
――と意気込んで進んでは見たものの、無限通路状態では反応を示さなかった氷の騎士達が弓やら斧やら槍やら……とにかく、手に持った武器をやたら投げて来たのだ。
これにはたまらずユーリ達は崩れた壁に身を隠すしかなかった。
ユーリが魔改造した仲間の氷の騎士達も、『ナンデ!?』みたいな感じで慌てている。
――まぁ、無限状態を解除して、彼等が本来守るべき場所を廃墟へと変えた事を思えば、怒り心頭も頷けることではあるが……。




