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突入、教会神殿《影地・暫定》
銀○伝を垂れながらしながら文章を書くと、ついそれっぽく寄せたくなります。寄せられているかどうかは微妙ですが(苦笑)
「凍ってるな」
「斬るか?」
「斬れるのか?」
ユーリの“生命神秘の気”による“防護膜”によって冷気の影響をシャットアウトした一同は、いよいよ教会神殿への侵入を試みようとしていた。
ところが、その入り口である扉――これは教会神殿の教会部分にあたる場所だ――が凍っていた。それはもう見事に。細緻な彫り細工(教会の扉に必要なものとは思えないが)が施され、来る者を荘厳さをもって歓迎する役割を担っていただろうその扉は、その真逆の拒絶を示していた。




