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流石に大休憩4《遅番マン・暫定》
「どう言う原理なのコレ?」
「知らん」
「快適ー、ですねー」
「……」
ユーリが収まっている虹の繭に寄りかかる形の四人。フェナン、フェルタ、イルドゥニーカ、ヨウラ。
繭はユーリの肉体を急速回復させる為のもの。だからなのか、それに触れているだけで彼女達の傷も回復していく。原理は解らずとも、そう言うものだと解れば利用しない手などない。
こうして呑み込まれた仲間の内、三人を救出した訳であるが、戦いはまだ続く……いや、本当の戦いはまだ始まってすらいないのかも知れないのだ。何が起きるか解らない以上、休息は必須であると言えた。




