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流石に大休憩2《暑い・暫定》
「おいおい、何だコレは?」
「……繭?」
「あらー、綺麗ー」
ユーリの身体が虹色の光を放ったかと思うと、それは光輝く繭となって身体を包んだ。
これは無意識であるが、彼が“休息の必要がある”と思ったからだ。しかも早急に。
故に“生命神秘の気”は発動した。それは元より“進化の為のエネルギー”。誰しもが、どんな生命であれ持っているハズのもの。そして、願っても普通は使う事も認知も出来ないもの。
しかして、その存在を知り、扱うに足ると認められれば、それは応えてくれるもの。




