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二学期を前にして3《腰痛マン・暫定》
ユーリの個人的なツテと言うと現在は大地龍の女王ランヴィナティアがそれにあたる。
実際、彼女の全面的なバックアップがあれば神様の勢力が相手でも十分に戦えるだろう。しかし、相手は神と言う位だ。協力者と言う戦力はいくらあっても足りやしない。
では、後ろ盾と呼べる程の勢力とは何処か?
考えた先に思い浮かぶのは、女帝ジェミカとコルヴェイ王だ。他にも“龍族”の存在が頭を過ぎりはしたが、ランヴィナティア以外とは今は面識がない状態だ。
――どう言う訳か、テテファグレーンやカズラクロウスとの交流によって手に入れた“力”が使えるのは無視できない所ではあるものの。




