突然の人物紹介コーナーその34
何か今日は一日中眠くて、頭が働かなかったから人物紹介で!
グウェイ・ターキソン
髪型:つんつん頭
髪色:赤(※)
※現在登場した死神三名が全員赤髪であるが、これは単純に住んでいた土地に多い髪色だったと言うだけ。
紹介
第二章でキサラ村を襲撃した上級死神、享年五百二十歳。
第一章にて登場した“レーレ・ヴァスキン”、同じく召喚儀式で力を貸し、キサラ村へと降り立った“イーシャ・グライクェン”とは所謂同僚で腐れ縁。
溢れ出る残虐性や破壊衝動を抑える気が無く、ある意味で死神らしい死神。
紆余曲折の上で残虐になったレーレ、死神であっても己の正義に殉ずるイーシャと違い、性格は根っからのクズで悪魔。ターゲットを肉体的にも、精神的にも、苦しめて苦しめて苦しめて苦しめてから殺すのを好む。
好戦的で、戦闘力だけなら現上級死神の中ではトップクラス。しかし、力押しを好んでいる事から、力の調節や小細工は苦手で、レーレやイーシャと戦うと70%の確率でグウェイが負ける。
ただし、上記の通り攻撃力は半端なく高いので気を抜けばレーレ達でもあっさりと負ける程のパワーアタッカー。
生まれ
“ノレッセアの審判”時では二十歳。
幼少の頃、大陸中央の孤児院で数年間過ごすが、そこが奴隷商人と繋がりがあった上に、裏では経営者達から性的暴行を受けて、人や世界に強い恨みを抱いて育つ。
後に祝福が覚醒し、孤児を含む自分以外の全員を殺害。感情のままに契約を結んだ炎の上級精霊によって街もろとも焼き尽くしたと言う過去を持つ。
それから先は死神としての仕事、役目をこなす為に“死神協会”なる組織に入団。
以降は組織の死神として職務に励む事になるが――――ターゲット以外の人間をも皆殺しにし、後には何も残さないと言う悪癖を持っていた事を隠さなかったのと、その場に居合わせた仲間の死神も手にかけた為に、“悪童”、“皆殺しのグウェイ”とまで呼ばれる様になり、煙たがられる存在に。
後に、組織に入ってきた新人二人と暫く行動を共にするが、彼女達は自分以上に力と才能を持つ相手で、殺し損ねた所か逆に半殺しの目に合って以来、『いつか必ず殺す』と誓い、以降はその二人を付回している。
キサラ村にて
強引に召喚儀式の契約へ割り込んで、真琴を召喚する為のエネルギーを貸与。
そのツケを回収するついでと称して村で激しく暴れたが、能力に覚醒した咲生と真琴に敗北(※)。
瀕死のダメージを負うも執念によって立ち上がり真琴の心臓を握りつぶして殺害。
『良いザマだ』と高笑いした瞬間にイーシャによって首を切り落とされて死亡。
本編では描写されなかったが、真琴を救う為にレディがその死体からかろうじて残っていた祝福を奪い取り、死神として能力が消え去った身体は、人間の肉体へ戻ろうとした際の反動で跡形も無く消滅した。
※召喚儀式に力の大半を注いだとは言え、簡単に倒せる相手ではない――――が、悠理のケースと同じく、祝福の特異性が死神を上回った事による勝利である。
能力
“命を刈り、死を司る者”
※詳しくは“第41部分 突然の人物紹介コーナーその4”を参照。
“炎眷属の召喚”
契約した炎の精霊を召喚する技。
初期設定
第二章から別地域での活動に合わせ、悠理と絡むキャラを入れ替えたい――――と考えた時、真っ先に二人の少女を召喚することを考え、『じゃあ、死神も二人だな』と言う安直な理由で登場が決まったキャラ。
今回は死亡したが、咲生の初期設定時の能力によって弱体化させられ、マスコットキャラ姿で旅に同行すると言う案もあった。そのルートでは真琴は生存している。
あ、明日こそは本編更新だっちゃ!