突然の人物紹介コーナーその32
おっす、オラ作者――――ごめんなさい!
色々やってたら本編書く時間がなくなっちゃったので、今回は人物紹介で許してね!
浅野真琴(あさのまこと その一)
髪型:ショートカット
髪色:黒髪
紹介
第二章のメインキャラクターである里見咲生の恋人。
外見や魅惑のハスキーボイスを聞くば、男と勘違いされがちだが正真正銘の女性で、咲生とは同性でありながらもお付き合いをしている。
ただし、元々の同性愛者ではなくて、偶々好きになった相手が同性だっただけであると付け加えておく。
咲生がノレッセアに召喚される過程ですぐ傍に居た為、巻き込まれる形で異世界へ来た。
彼女が気絶している間に、儀式を行った張本人であるクーネットと情報のやり取りをするなど、未知の存在へ物怖じしない社交性を有する。
実家は古い武術を教える道場を経営しており、厳格な家で男同然として育てられた経緯もあって本人も女性らしい言動や趣味からは自然と遠ざかってしまった(※)。
高校入学時、咲生と知り合った事で次第に心を惹かれていき、去年のクリスマスから交際する事となった。立派な女性ではあるが、わりと思考は男の子で、咲生が獣耳になった姿を想像して『見てみたい』とうっかり漏らすなど、ある種欲望に忠実な面も。
※自分である程度受け入れているので、両親への反発は殆どなく、現在はそれほど厳しくは無い。
個人情報
子供の頃から厳格な父に育てられており、反発はしていないが苦手意識を持っている。
また咲生と交際している事は当然ながら秘密。真琴自身は己の咲生へ対する好意は真剣なものであり、胸を張って良いことだと思っているが、身内に――――特に父に知られた際には何がしでかすか解らない為、家に居る際は悟られぬ様に細心の注意を払って生活中。
旭と言う一つ年上の姉が居るが、父親が彼女をとある理由で『男として生きなければ我が子ではない』と強要した事が原因で現在は実家を飛び出て一人暮らしをしている。
その事が多少は堪えたのか、父親の真琴に対する態度は旭に比べて軟化している。
真琴は姉の事が大好きで尊敬しており、両親に黙って時々会いに行くほどには姉妹仲も良い。
ちなみに私服は父親のおさがりだったり、彼が趣味の服を買い与えたりしているだけで真琴によるコーディネイト及びセンスではない。
普通は男の様に育てられ、女性としての魅力が薄まる事に抵抗や寂しさを感じるものだが、好きになった相手が同性だった為、その手のコンプレックスは殆ど感じていない。
尚、恋人を守る為により一層稽古に励んでいるが、父親はその理由に全く気付いておらず『やっとやる気になった』と見当違いな勘違いをしている模様。
ノレッセアにて
祝福に覚醒し、咲生等を守る為に上級死神グウェイと戦い、これに勝利するも、しぶとく立ち上がった彼に不意を突かれて心臓を握り潰されてしまった。
戦闘では実家に伝わる古流武術“椿光陰流”を用いる。
能力
“押し通しの理”
真琴が手に入れた祝福で、“あらゆる壁を乗り越え、届かせる能力”。
人種や言葉の壁を超えて意志を伝えたり、逆に意志を汲み取ったり。
戦闘においては、真琴が放った攻撃ダメージを“種族特性、能力、その他諸々の補正”を“無効化”して“適正なダメージを叩き込む力”となっている。
相手が鎧に包まれていようと、鱗に覆われていようと、鉄や岩を纏っていようとも、硬度や防御力を無視して攻撃を押し通してしまう。
これは事実防御面においても優秀で、理論上は触れる事さえ出来ればどんな現象、自然災害すらも打倒可能。
一見強力無比な能力だが、本人の意志が強固であり、尚且つ多大なる集中力を必要とする。
身体能力が上昇する類の力ではなく、受身主体なので、効力が切れた隙を狙われると脆い。
戦闘ではなく、“意思疎通”など日常的な動作であるならば常時無意識に発動する。
初期設定
実は初期設定では彼女こそが“キサラ”の血を引く“勇者サキ”であった。
スポーティボクっ娘スパッツ美少女で、現在の咲生にあたるキャラクターとは恋人パターン、親友パターンの二種類があったが、作者自身も気付かない内に、いつの間にか今の形へ。
『ウチの作品にはボクっ娘が居ない!』と言う理由から作られたキャラクターでもある。
ちょっと、来襲の月曜が終わるまでは本編更新ペースが落ちるかもです。
毎日更新は維持でも続けますが。