突然の世界観解説コーナーその11
――申し訳ねぇ!
今日は何だかやる気が起きなくて…………。
今回は世界観の解説でお許しください!
ヴェンディガヴ
外見:大きめのコウモリ
紹介
祝福によって変質したノレッセア固有種であるコウモリで、真っ赤な丸い目が特徴。
闇を好み、闇に同化(潜り込む/溶け込む)して過ごす特性を持つが、祝福によって太陽を克服(※)している為、日中で活動しても何の制限も受けない。
※蝙蝠が太陽を苦手としているのは大抵がフィクションの影響である可能性が大きい。――――なので、ノレッセア(本作品の世界観)ではコウモリは日光を弱いと言う設定でお願いします。
メノラが使役しているヴェンディガヴは大人しく、主に忠実であるが、野生のヴェンディガヴは獰猛で、争いを好む好戦的な性格である。
縄張りに入ってくる生物は例え相手が強者であっても噛み付くという狂犬っぷり。
その様は“無知で無謀な人”と言う意味合いで、比喩として“ヴェンディガヴ”を使う事もある。
尚、ヴェンディガヴの名前の意味は、ノレッセアの古い言葉で“暗闇に光る赤い目”。
能力
“暗闇に光る赤い目”
生物をヴェンディガヴへと変質させる祝福。
“暗闇への潜行”
これによって闇に溶け込む事が可能になり、自身の質量を限りなくゼロに近づける事が出来る(※)。
闇の中を移動できるので、飛ぶことよりも闇を移動する事の方が多い。
※ただし、潜んでいる暗闇に強烈な光を浴びせられると、潜行状態が強制解除される上に大火傷を負う。
“超音波”
生物の脳に負荷をかける怪音波を発する。
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原初の精霊(アーキダイン)
外見:各々の属性を凝固した様な人型
紹介
精霊の原型と称される存在。
ノレッセアと言う世界が創られ精霊が生まれた時、彼等は現在の様に完全な人の形にはなれず、各々の属性を凝固した様な姿しか取れなかった。
進化し、人へと近付いた現在の精霊に比べて非常に稀少な固体であり、今その発見件数は殆ど無い。
尚、アーキダインは“原初の精霊”の総称であり、レーレ・テオグレイスが使役していた闇属性の原初精霊は“ヌボフ”と言う。
能力
“ヌボフ”
闇の原初精霊が持つ祝福、闇を凝固して人型にする能力。彼等の源泉たる力。
攻撃力殆ど無いが、攻撃の無効化、戦意吸収による対象の無力化など、特殊な力で翻弄、絡めとるのが得意戦術。
“無力化”
相手を自分の身体に取り込み、戦意や感情を飲み込んで無気力にする。
明日こそ本編更新!