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召喚者は究極自由人!  作者: 暮川 燦
第一章・召喚されし男とグレッセ王国編
232/3930

突然の人物紹介コーナーその26

――昨日、悠理対カーネス戦だと言ったな? アレは嘘になった! ごめんなさい!


いやー、友人と映画観に行くから本編更新する余裕が無い可能性がある事をすっかり忘れていた。


しかも買い物にも付き合ってもらったしな…………。


――――そんな訳で今回は人物紹介で勘弁してくださいな!

陽炎のギニュレア

髪型:髪の一番下の方で纏めていて口元を隠すようにしている

髪色:金


紹介

 グレッセ王都の戦いで神の私兵として登場した金色の狐耳少女で、神獣とのハーフ、半神獣。

 神獣の血を引いている為に通常の獣系亜人種とは、能力の限界から容姿に至るまで根本的な違いを持つ。

 中でもその尻尾は九本あり、日本人なら“九尾の狐”を連想させるに容易い要素である。


 他の特徴と言えば、身体に浮かんだ赤い紋様と、髪の毛で口元を隠していること。

 本編では語られなかった、口元を隠している理由は“歯がギザギザ(※)”で如何にも普通とは違う要素であるから。ちなみに、少なくとも610年以上は生きている。


※例えるのならサメの様な。


 神獣との交配実験による“結果”として生まれた経緯から、母親には愛されても父親である神獣からはその血と能力以外に貰ったものはない。それに父親の顔すら彼女は知らない。

 母親は神獣と交わった異端の存在として、何より神獣の血を引くギニュレアを産んだと言う理由から、狂気へと走った村人に惨殺されている。


 その際に抑え付けていた神獣の力が解放され、故郷の村を灰へと変える。以来、一人で孤独に生きていくことを強いられるが、幼い彼女が身を守る為には神獣の力を使うしか方法は無く、使ってしまえば必ず人々に忌避されてしまう(※)。


 神獣の血を引く為に“忌み子”と呼ばれる事があり、言われると殺気を纏う程度には不機嫌になる。

 人間達に混じって生きていく上で、覚醒後の100年は地獄だったと言う。


※力を使えば使うほど、人よりも神獣側へと身体が適応しいくので、尻尾の数が増える、身体に文様が浮かぶなどの変化が生じる為。


 人々に“忌み子”として嫌われ、助けても礼を言われず。国の為に力を尽くしても、いつの間にか逆に国から追われていた――――なんて事もあったらしい。

 500年前の“ノレッセアの審判”が始まる少し前にレイフォミアと出会う。そこからは共に戦乱を切り抜け、審判終了後は天空幻想城に100年近く滞在して心の傷を癒していた。


 レイフォミアが200年前に眠りについた際、数百年ぶりに地上へと降りたが、半神獣に対する“認識が変わっていない”と言う事実に絶望(※)。再び天空幻想城へと戻った彼女はアルフレドに協力し、『世界の認識を変える為』に行動を開始する。


 人々に翻弄され生きてきた為に悲しみの深い性格になってしまったが、心の中では“平和に静かに暮らしたい”と言う願いをいつまでも抱いている少女であり、本来は戦いには向かない性分。


※レイフォミアが半神獣である彼女を“ノレッセアの審判”に参加させたのは、半神獣の印象を少しでも良くしようとしたが為。300年に渡り、地上でも秘密裏にその広報活動を行っていたのだが、結果は虚しくあまり浸透しなかったらしい。


能力

“受け継ぎし九尾の血”

 人と神獣の間に生まれた為に遺伝した神獣の祝福。彼女が使う能力の源泉となる力。


“白炎”

 ギニュレアの唯一の攻撃方法(※)。非常に強力な炎を生み出し、あらゆるモノを拒絶、否定する力。

 少しでも喰らえば一瞬にして細胞が焼き尽くされ、治癒力や再生機能を破壊してしまう為、一撃必殺を地でいくことから二の太刀要らずと言っていい能力である。


※あまりに強力過ぎる為に他の技が必要ない。またギニュレア自身としては、可能な限りこれ以上は神獣の力を解放したくないと言う理由からこれのみを使用しているとのこと。


“九尾解放”

 金色の九尾の狐へとその身を変える能力。主に生命の危機を感じる事で解放されるが、ギニュレアは追い詰められた際に自傷行為を行う事で変化した。

 身体中から白炎を自在に飛び散らせる事が可能で、臨機応変に対応できる。


 ――――ただし、この状態になるとギニュレアの意識は殆ど消えてしまう(※)。


※神獣の本能を剥き出しにする事で変化を行った所為である。つまり、普段の彼女は“人間”の“理性”で神獣の血を抑え込んでいると言えよう。


初期設定

 特になし。

 本編ではレーレ戦後、倒れていたところをシルフィードに救出されるが…………。

明日こそ、悠理対カーネス戦開始!

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