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召喚者は究極自由人!  作者: 暮川 燦
第一章・召喚されし男とグレッセ王国編
216/3921

突然の人物紹介コーナー二週目!・その1

申し訳ねぇ!


普通に本編は書いてたんですけど、途中でツイッターで見かけた記事とか熱心に読んじゃって時間が足りなくなってしまいまして……。


今回は久々に人物紹介とさせてください……。

メノラ・クシャン(その2)

※既存の情報は第83部“突然の人物紹介コーナーその10”を参照


説明

 リリネットの紹介で仲間に加わった上級淫魔。

 グレッセ王都における大淫魔“夜蝶アルレイン”との交戦で、その隠された能力が明かされた。


 実は彼女の祝福は“淫魔”ではなく、元々は普通の人間である。

 現在から70年前――――祝福(ギフト)されし暦(イヤーズ)1316年の冬、彼女が16歳の平凡な少女だった頃に起きた事件が原因で淫魔と化す。


 1000年以上昔に生まれ、強力な能力で淫魔神と呼ばれた“メルチェドレア”に瞳をくり抜かれ、自身は彼女の瞳を移植されてしまい、幸福な人生が一変して波乱の人生を歩む事に。

 その事件を切欠として淫魔として生きるしかなくなり、壮絶な70年間を送って今に至る。


 本人のトラウマ、プライドの関係で、メルチェドレアの“淫獄の魔眼”はその能力を封じられており、現在彼女が気付いた地位や、従えている眷族はすべてが彼女自身の力で手に入れたもの。


 しかし、『瞳を褒めた』相手には激昂し、忌まわしき瞳を使ってでも排除しようとする“確固たる決意”がある。

 その為、アルレイン以前に彼女を襲った500年以上生きる淫魔達を尽く殺害し生存。如何に“淫獄の魔眼”の持つ力が強いのか物語るエピソードである。


淫魔になる前の話

 とある地方の名家に生まれ、親や使用人、領民に愛され純粋な心を持ち続ける少女だった。

 現在では見る影も無いが、名家のお嬢様として社交場には引っ張りだこで大人気であり、同姓からは憧れと尊敬の眼差しを常に浴びていた。


 それでいて奢る事も、自らの出自を鼻にかけることない性格であった為、そういう謙虚な姿勢を見習いこそすれ敵意をもたれた事は殆ど無かったらしい。

 趣味は乗馬と花壇の水やりと手入れ。メルチェドレアと出会ったのは、実家の裏手にある森を散策していた時の事だった……。


能力

“淫獄の魔眼”

 淫魔神メルチェドレアが所持していた瞳。

 祝福でもないのに埋め込んだだけでメノラを淫魔へと変えた代物。


 目を合わせただけで動きを制限し、相手の感度を数百倍にまで高めるなど、肉体干渉・操作の力を持つ。

 メノラ曰く、自然現象まで虜にし、災害を発生させる事も可能。ただし、彼女にはそこまで力を使う事は不可能である(※)。


 彼女にとっての最大の不幸がこの瞳を植えつけられた事なら、それによる最大の幸運はこの瞳に認められた事である。

 “淫魔の魔眼”を制御できているのは瞳自体に主と認められているからなのであって、そうでなかったら強大な力に振り回されてとっくに死んでいただろう。


 この為、力が暴発する危険はないらしい。

 尚、魔眼の解放状態では身体能力が爆発的に向上し、肉体は淫魔神のそれに限りなく近付くと予測される。


※恐らく、メノラにそのノウハウが無い事と、純粋な淫魔でない為に肉体が耐えられない事が原因。


“命の輪”

 メノラが元々持っていた祝福で、現在も普通に使用可能。

 自分の生命エネルギーを他者・生物に分け与える能力で、淫魔の性質・力とは真逆に位置する能力だといえる。


備考

 現在、悠理一行の中ではダントツのチートキャラ。

 レイフォミアが万全な状態であれば先ず負けないだろうが、今の悠理では能力全てを無効化できる訳じゃない為、戦えば善戦は出来ても勝利は難しい相手。

明日こそ本編更新します!


――食事とかに誘われなければですが……。

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