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異世界式DIY?《遅番2・暫定》
――ひょんなことからドラゴンを撃退し、鱗とか角とか、千切った尻尾の先っちょとかを入手したユーリだが……。
「む、むむむ!」
彼は今、レーレの研究室を借りてなんちゃって錬金術に取り組んでいた。
正確には“生命神秘の気”によって促される進化――その過程でおこる変質と変化を用いた作業だ。
まぁ、ある意味で錬金術と言えない事もないが、“生命神秘の気”を鍵としている以上、こんな事が可能なのはほぼ彼の身であるが。
――ともかく、テーブルに広げられた王に連なる龍の素材……ぶっちゃけ、伝説の素材すぎて売れば巨万の富が気付けるレベルを惜しげもなく道具の材料にするのにも訳がある。




