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そして、日常へ――帰れるはずもなく《遅番1・暫定》
――“龍”によるユーリ・ヒロセ襲撃事件(こちらから向かったから未遂?)は、グレフから通達を受けたグレッセ王達を震撼させた。
異世界からの召喚者と言え、ただの人間に“龍”が縄張りを出て襲い掛かってくるなど前代未聞。
龍の一族はその力の強大さ故に、極力他種族に干渉する事を由としない。
人族側も、生物として最強の座に位置する存在へ態々喧嘩を吹っ掛けようとは思わない。
約定を交わした訳ではないが相互不干渉――少なくとも国としては。




