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嵐は何度でも《定期健診・暫定》
ユーリ達が一先ずの脅威を退け、雑談に耽っている傍ら……。
当の“嵐”自身はダメージから回復しつつあった――――が、得体の知れない力による攻撃は回復を阻害する効果でもあったのか、普段の回復力はかけらもない。
よって、生まれ落ちた時にも経験した事のない生まれたての小鹿のようにプルプルと震えて立つと言う屈辱を味合わされていた。
『…………ッ!』
生まれながらにしての強者にとって弱者こそが晒す無様な姿を自分が……など、簡単に許容できるものではない。




