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接触を狙うものたち《深夜勤務3・暫定》
ユーリがレーレから軽く世界の有力者たちの情報を教わっている頃……。
その彼等は意外な話……計画を持ち上げていた。
『異世界からの客人、か』
『――興味がおありですかシュテングリム様?』
『フン、そうではない』
『解っております。南に現れた方のみ気になるのでしょう?』
『……』
部下からの問いに深紅に彩られた巨躯の龍は沈黙で返す。
如何にも図星と言った態度ではあるが、そこに茶々を入れるほど彼は命知らずではない。
主からの無言の肯定と受け取って、先ずは話を続ける。




