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数は力~精霊軍団~《遅番4・暫定》
『あいっ』
『ピーッ!』
『クルルッ』
『わんわん!』
喧しい鳴き声が発せられる度、森に血しぶきが舞うと言う物騒な状況。
自分達の纏め役に主ができて、その傘下に加わったのだと言う事実から得た興奮に精霊たちは沸き踊っていた。
特に指示された訳でもないのに、自主的に危険な動物を狩ったり、追い返したり。
または森にやってきている人間達の警護。もしくはちょっとしたおせっかいとか、悪戯とか。
森に住まう精霊は数こそ多いものの小さい個体が主で戦闘力には乏しい。
しかし、新たな主から伝わってくる力と数にものを言わせた合わせ技は協力無比の一言に尽きる。




