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新たな湖の主《遅番2・暫定》
「……なぁ、今更なんだが」
『おう?』
「勝手に契約しちまって良かったのか?」
本当に今更の話である。既に精霊との契約を終えて言う事ではない。
――が、ユーリは感情に従って生きて来た……まぁ、つまりノリで生きている部分がある。
流れに身を任せて、けど確りと自分の意志で持って選択した――つもりではあるが。
森の精霊たちに好かれまくってしまったのは謎であるが、好かれること自体を悪く思う者は少ないだろう。
ただ、彼等を束ねる主と契約して、ヒエラルキーの頂点に上ってしまった影響については……ちょっと理解が及んでいない様子。




