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精霊さんの寄り合い所《熟睡・暫定》
ユーリが羽トカゲ(仮称)に懐かれ(一方的)てから数分後……。
「なぁ、レーレ?」
『……なんだよ?』
「これどうすりゃいいんだよ!?」
『知らん。諦めろ』
彼の周りはそりゃもう神々しいことになっていた――見える人にとっては、だが。
何しろ、その周囲には薄い光を纏った精霊が次々と集まってきているのだから。
か細い光でも集まればそれは確実な変化を生むのだ。現に――――。
「あれ、なんかユーリに近づけないんだけど?」
「これは……まさか」
フェリル姉妹はユーリへ近付く事が出来ずにいた。妨害されている訳ではないのだが、精霊と言うのはそれそのものが力の塊。
一か所に集まれば強力な力場を形成する。
まぁ、この件に関して精霊の気持ちを代弁すると――――。
『今ゆっくりしてるから邪魔しないでね!』
――――である。




