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類は友をわざわざ呼ばんでも寄ってくる《読書・暫定》
――成果は上々。楚々とした笑みで噂好きの貴族令嬢を見送って、内面ではほくそ笑む。
貴族の子が参加するとは言え、所詮は学生のままごとみたいなものだろう……と大して期待していなかったが、中々どうして、侮れないものだ。
「(さて、一旦姉さんと合流しましょう)」
ちらりとユーリの位置を確認しつつ、姉の姿を探そうとしたノーレだが……。
「ハッハッハッ! やるではないかカーニャ殿!!」
「アンタも中々やるじゃないっ!」
バルコニーから聞こえてきた姉の声に頭を抱えそうになった。




